こばやんです。
2021/4/10(土)、11(日)に長崎県三菱重工総合体育館で来季BリーグのB3カテゴリーに新規参入する長崎ヴェルカのトライアウトが開催されました。このトライアウトに九州産業大学グレートベアーズOBの松川 幹樹(まつかわ もとき)と宮崎 祐輔(みやざき ゆうすけ)が参加しています。私は4/10(土)に会場入りし、松川 幹樹にインタビューを行いました。御覧ください。
・長崎ヴェルカのブースター
・Bリーグ入りを目指す大学生
大学卒業後
こばやん:まず、九州産業大学を卒業してからの活動について教えて下さい。どこでどのように過ごしていたのでしょうか?
松川 幹樹(以下松川):一昨年の3月に九州産業大学を卒業後は地元である沖縄県へ戻りプロ選手になるためのトレーニングを欠かさずやっていました。沖縄県成年国体バスケットボールチームのメンバーに選んでいただいたので、活動は現在も沖縄県です。地元のクラブチームへ参加したり、バスケットボールクリニックのお手伝いをしたりしています。
こばやん:プロフェッショナルチームへのトライアウトへ参加したのはこれが初めてですか?
松川:いえ、今回で3チーム目の挑戦となります。以前参加したトライアウトでも契約とはなりませんでした。
トライアウト内容
こばやん:では本日のトライアウトに関してお聞きします。チームを4つに分けたゲーム形式が行われましたが、同じチームになったメンバーとは初見ですか?
松川:九州共立大学ポセイドンズ出身の田川選手はもちろん知っていますが、他のメンバーは今回初めてお会いしました。(注;写真では黄色ビブスNo.7が田川選手)
こばやん:初見の急造チームにしては松川選手のチームはパスをよく回していて「チームプレイ」が出来ていたように感じました。
松川:何度かトライアウトを経験して感じたことですが、こういった場所では自分のプレイを全面に主張する方法と、自分の長所を見せつつもチームを生かすという2通りのやり方があります。ゲーム形式が始まる少しのミーティングで
松川「私達はチームプレイを意識してゲームをやろう」
と自分から提案させていただきました。メンバーもそれに賛同してくれたのでとてもやりやすかったです。初めて会うメンバーばかりですから、オンコート、オフコート、敵、味方、全て関係なく良いプレイには大きな声を出して盛り上げていったり自分らしさを出していきました。
こばやん:残念ながら松川選手はシュートの調子がイマイチでしたね(試投全て外れる)。
松川:チームプレイと言ってもやはりシュートは最初に狙わなくてはなりません。ですが、最初のシュートを外した時に自分のいつもの感覚とは違っていたのでシュートを狙いつつもオープンな選手にアシストする方を強く意識しました。
こばやん:先程お話にあった田川選手の2連続ゴールのきっかけとなるアシストは綺麗に決まっていましたしね(写真参照↓。黄色ビブスNo.7が田川選手。松川のアシストで3ptを決めてくるシーン)。ゲーム前、途中でも二人で長くミーティングをしていた姿は印象的でした。それが上記のチームプレイに繋がっているのですね。
GMからの指示
こばやん:伊藤GMは参加全チームに対して別々にタイムアウトを取り指示が出ていたようですが、どのような内容だったのでしょうか?
松川:ゲームを開始する前に伊藤GM指示のもと、長崎ヴェルカの目指すバスケットスタイルを全員で練習しました。タイムアウトを取って頂いたタイミングは全チーム違いますが、おそらく内容に関してはそのスタイルが出来ているかどうかの同一した指示ではないでしょうか?
こばやん:松川選手のチームはそれを遂行できたと思いますか?
松川:伊藤GMと長崎ヴェルカの求める要求は高いですが自分なりに考え、コート上の状況を見極めてできる限りのことはやれたと思っています。
ファンへメッセージ
こばやん:それでは松川選手を応援してくださるファンの皆様へメッセージをお願いします。
松川:九州産業大学グレートベアーズ時代から応援していただきありがとうございます。自分の目標に向かってひたむきに頑張りますので今後も宜しくおねがいします。絶対にプロ選手になってみせます。
プレイヤー紹介
松川 幹樹(まつかわ もとき)
九州産業大学経済学部卒。九州産業大学グレートベアーズ入団直後にルーキーとしてすぐにスターティングポイントガードのポジションを掴む。大学4年時には同僚である鈴木 龍雄(すずき たつお)@現佐賀バルーナーズと共にインカレベスト16進出に大きく貢献した。180cm。ポジションはポイントガード。沖縄県出身。23歳。左利き。