こばやんです。
2021/4/24(土)に福岡県内某所にて令和3年度福岡県大学バスケットボール春季リーグ戦が開催されました。この大会は新型感染症拡大防止の観点から詳細の日程が主催者側より発表されておりません。観戦も一部の関係者以外は入場禁止となっております。今回は女子に引き続き九州産業大学グレートベアーズ男子の初戦を試合を見ることが出来なかったファンの皆様へ向け試合レポートをお伝えします。
・大学バスケットボールのファン
大会開催
昨年新型感染症拡大の影響で非開催であった年度初めの新チームお披露目大会の意味も持つ福岡県大学バスケットボール春季リーグ戦が福岡県某所にて開催。九州産業大学グレートベアーズ男子の初戦は九州大学バスケットボールリーグ2部に所属する九州国際大学ブラックアンガス。九州産業大学グレートベアーズ男子はスモールラインナップになり3ptとハードなディンフェンスを武器に戦っていく。
試合結果
九州産業大学グレートベアーズ95(31-17.27-17.20-27.17-11)72九州国際大学ブラックアンガス
昨期の秋期リーグ戦では1部昇格を逃した九州国際大学ブラックアンガス。大型センターとハンドリングに優れたガードを揃え九州産業大学グレートベアーズとの対戦となる。前半に外角からのシュートを効率よく決めてきたグレートベアーズだが、後半には大きな課題も残しつつ、からくも勝利した。
試合開始
スターティングラインナップ
PG.齋藤(九州産業大学付属九州)、SG.千々岩(宮崎延岡学園)、SG.森山(大分日田)、SF.庄司(九州産業大学付属九州)、PF.岩橋(九州産業大学付属九州)
スターターをご覧の通り、九州産業大学グレートベアーズはセンターレス。早いパス回しから3ptを狙っていく。開始早々庄司、千々岩、兒玉と3ptを連続で決めてくる。ペースを掴んだ九州産業大学グレートベアーズは1Qから多数のメンバーチェンジを行い31vs17とスコアをハイペースにして理想のスタート。
前半終了
2Qは途中出場のNo.13のフォワード2年荒巻(福岡筑紫中央)がスチールからワンマンでのレイアップを決めてくる。No.10のフォワード眞方(宮崎小林レッドフェニックス)も3ptを決め途中出場の選手を中心に次々とスコア。58vs34と24点差のリードで前半を終える。
後半開始
3Qは前半とは全く違う展開になる。九州産業大学グレートベアーズはスターターが開始からプレイするも集中力を欠くプレイを続け、立て直すことが出来ない。九州国際大学ブラックアンガスのリバウンドからの速攻レイアップを連続で許す。更には相手の激しいディフェンスに対して肘を使ったオフェンスがアンスポーツマンライクファウルをコールされ精神面での立て直しを余儀なくされる。このQは7点のビハインドとなり78vs61で最終Qへ。
試合終了
最終Qはバックアップメンバーが奮起。No.35のガード井上(九州産業大学付属九州)が鋭いドライブを決め勢いを取り戻す。試合の最後は激しいディフェンスからボールを奪い、No.14のガード福田(福岡福翔ジャンピングカンガルー)がNo.13の荒巻アリーウープパスを決め試合を締める。最終スコアは95vs72で九州産業大学グレートベアーズが勝利した。
総評
試合開始のロケットスタートは申し分なく、思い通りに進むが、後半開始の展開は不本意。チームは試合を通じて高い集中力を保つことが課題となる。だが、選手には3ptだけでなくゴールへアタックする意識が高い選手が多く、 見ていて気持ちのよいプレイも多い。現状男子はコート上の判断をPGのキャプテン齋藤にゆだねているがプレイがうまく行かないときの立て直しをゲーム中にどこまで行えるかがポイントになるだろう。